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『沈黙しない春』TALK with 平野太一さん (3)
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    「twitterとデモ」(3)
    平野太一(反原発デモ@TwitNoNukes)× 杉岡太樹監督 


    (2)からの続き


    杉岡太樹監督(以下、監):どのように変わっているんですか?

    平野太一(以下、平): いま僕らは首相官邸前で毎週のように抗議をしているんですけれども、今までデモには行ってなかったけれど抗議には初めて行きました、みたいな人たちとか。 繁華街のデモはなんで行くのかわからない、みたく思ってた人たちがそっち(首相官邸前)の抗議の方が「言う対象」がハッキリしているから行きたい、という人たちもいるみたいですね。

    監:過激になっているとか、若い人がいなくっているとかではない?

    平:そういう印象は全くないですね。年齢層は結構幅広く

    監:男性と女性とではどっちが多いとか?

    平:それもずっと五分五分な印象はありますね。あんまり男性的な、オラオラした感じもないし。

    監:先週僕も(首相官邸前の抗議に)行って来て、ちょっと怖くて近寄れなかったんですけれど...

    平: 結構そうなんですね。普段の繁華街のデモっていうのは「沿道にいる人たちに対してのアピール」という側面が強くて、脱原発の世論を高めるために身近なこととして感じてもらう、デモが恒常的にあることで当たり前の光景にしていくという要素もあると思うんですが、抗議の場は対象が明確にあるんで、怒りで対象に向かって抗議するという。去年の11月頃ですかね、玄海原発4号機が1度トラブルで停止していたのを九電が夜中にこっそり運転再開しちゃったみたいなことがあって、そこに対しての九電東京支社への抗議とかが始まりで。

    監:通行人の方に対するアピールではなく、政府に対してのアピールだから?

    平: そうですね、元々それが九電前だったり経産省前の抗議だったり、今は首相官邸前でやっているんですが、初めて参加する人の中には少し怖いと感じる方もいるとは思うんです。でも、怒りがあるからこそ集まっているし、実際にその場に長くいれば分かると思いますが、集まっている人たちは、怖い人たちではない、仕事帰りの人たちだったりするわけで。何も言わずに立っているだけというのも、アリだと思います。

    監:野次られたりしますか?ああいうことやってて?

    平:そうですね、永田町の官僚の人たちなのか、「何バカなことやってるんだ」とかそういうことをボソッとつぶやいて通り過ぎていったりとか。

    監:ケンカにならないですか?

    平:抗議に集まっている人たちが大人な対応をすることが割と多いですかね(笑)。カッとならずに、またああいうのがいるんだなと。

    監:ケンカとか衝突とか、ないんですか?そういうことを怖がってデモや抗議に行きたくない人もいると思うんですけれども。

    平: そうですね、色んなデモがあるのでそういう場に遭遇することもなくはないと思うんですけれども、僕らがやっているTwitterデモ、渋谷のデモに関しては、最近はそういうことはないですね。やっていくうちに沿道の反応もすごく良くなっていて、昔は無視ばっかりだったんですけれども、今は賛同の意を表してくれる人たちだったり、拍手して見ているおばあさんとか、そういう人たちが増えていたりするんで。デモ自体慣れてきているというのもあるかもしれない。 あんまりそういう危ないことはないですね。却って抗議の場は、さっきも怖いとおっしゃっていましたが、ストレートに怒りが出ている場でもあるので、少しはピリピリしたムードになりやすいとは思いますけれど。

    監:デモの人たちは側道の人たちが手を振っているのって、うれしいものなんですか?それとも「じゃあ来いよ」って、「手を振っているんだったら来いよ」っていう気持ち?どっちなんですか?

    平: 僕は無理に「参加しろ」みたいなのはあんまり思わないんです。それだけ、手を振るだけでも勇気がいると思うんですよね。実際参加するのはちょっと怖いけどみたいな人たちもいると思うんで、それはそれぞれの意思の表し方であって、すごくうれしいと言うとおかしいんだけど、良いことじゃないかなと。

    監:平野さんってTwitter上でとか名前とか出してるんでしたっけ?

    平:顔も名前も今は出していないですね。

    監:それは何か理由あるんですか?

    平:特に大きな理由はないんですけれど。

    監:顔や名前を出してデモを主催していくことによって、お仕事とかプライベートとかでイヤな思いとかなかったですか?

    平:多分いちゃもんをつけたい人が、1回目のデモの時に僕がたまたま映った写真をどこからか引っ張ってきて、「こいつが素人の奴か」みたいな (笑)、「こんなことやっちゃって」みたいなこととか書かれたことありますけどね(笑)。それ以降あんまり書かれたこととかないですけどね。

    監:職場とかでバレたりはしていないんですか?

    平:ちょっとバレてます。

    監:「デモがんばってね!」とか、ないですか?

    平:たぶん、職場でそういうのがバレるっていうのはあんまりよくないことだと思うんですけれども、割とゆるい職場なんで、あんまりそんな問題にはなっていなくて、「ボランティアでもやってるの?」ということは言われました。

    監:ボランティア活動の一環。

    平:(笑)

    監:言い様によっては?

    平:そうかもしれない(笑)

    監:これからもTwitterを使ってやっていこう、って感じですか?

    平:Twitter… 身近にできることとしてTwitterっていうのはあると思うし、一時期伸び悩みみたいのは当然あるんですけれども、やっぱ基盤としては使えるツールだなというのはすごく思うので、そこを基盤にしつつ日常生活の中で買い物ついでに行ったりとか、そういうのがもっともっと色んな人の間で当たり前になったりとか、っていうことをどうにかしてできないんだろうかというのは常に思っています。

    監:今後も期待しておりますので、頑張ってください。Twitterのアカウント名が...

    平:Twitterデモのアカウント、@TwitNoNukes、っていうアカウントがあるんですけれど、ペンギンがアイコンのアカウントで、デモの情報をバンバン流しているのでぜひフォローを宜しくお願いします。


    (了)*このトークセッションは2012年5月19日に行われました。



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